「新幹線700系電車」にまつわる3択クイズ21問

新幹線700系 クイズ

新幹線700系電車は、東海道・山陽新幹線用としてJR東海とJR西日本が共同開発した第4世代の新幹線車両です。

今回のクイズでは、700系の概要や特徴、運用にまつわるトリビアを楽しく学べます。

さあ、あなたは何問正解できるでしょうか?

1. 新幹線700系電車は、どの新幹線用に開発された車両でしょうか?

  1. 東北・上越新幹線用
  2. 東海道・山陽新幹線用
  3. 北海道新幹線用
答え:2. 東海道・山陽新幹線用
解説: 新幹線700系は東海道・山陽新幹線向けに開発された第4世代の新幹線電車で、JR東海・JR西日本が共同で開発しました。

2. 700系の最高速度として設定されているのは何km/hでしょうか?

  1. 270km/h
  2. 285km/h
  3. 300km/h
答え:2. 285km/h
解説: 700系は最高速度を285km/hとし、300系や500系に続く形で登場しました。

3. 700系の先頭形状はなんと呼ばれる方式でしょうか?

  1. ダブルノーズ形状
  2. エアロストリーム形状
  3. トンネルスクリーン形状
答え:2. エアロストリーム形状
解説: 700系は「エアロストリーム形」と呼ばれる独特の先頭形状を採用し、トンネル微気圧波や騒音の低減を図りました。

4. 700系は、最初に何編成の先行試作車が製造されたでしょうか?

  1. 先行試作車2編成
  2. 先行試作車1編成
  3. 先行試作車5編成
答え:2. 先行試作車1編成
解説: 1997年秋に16両編成1本の先行試作車が落成し、のちに量産化改造を受けてC1編成となりました。

5. 700系は運行においてどのような編成両数の形態があるでしょうか?

  1. 16両編成と8両編成
  2. 12両編成のみ
  3. 20両編成のみ
答え:1. 16両編成と8両編成
解説: 700系にはJR東海やJR西日本が所有する16両編成(C・B編成)と、JR西日本「ひかりレールスター」用の8両編成(E編成・7000番台)があります。

6. 700系の「C編成」は、どこの会社が元々所有していたものでしょうか?

  1. JR東日本
  2. JR東海
  3. JR九州
答え:2. JR東海
解説: C編成はJR東海が新製した16両編成で、のちに一部がJR西日本へ譲渡されました。

7. 山陽新幹線の「ひかりレールスター」として活躍した8両編成は、700系何番台と呼ばれるでしょうか?

  1. 2000番台
  2. 7000番台
  3. 9000番台
答え:2. 7000番台
解説: 8両のE編成は700系7000番台に区分され、「ひかりレールスター」の愛称で主に山陽新幹線内を運行しています。

8. 700系の普通車座席配置は、どのような形でしょうか?

  1. 全席2+2列
  2. 通路を挟んで3+2列
  3. ソファシートのみ
答え:2. 通路を挟んで3+2列
解説: 700系の普通車は3+2列の座席配置を基本としています。

9. 700系が採用しているパンタグラフはどのような形式でしょうか?

  1. 2本脚の菱形パンタグラフ
  2. シングルアームパンタグラフ
  3. 交差型パンタグラフ
答え:2. シングルアームパンタグラフ
解説: 700系はシングルアームパンタグラフを搭載し、カバーや遮音板の組み合わせで騒音低減を図っています。

10. 700系のグリーン車は何号車に連結されているでしょうか?(16両編成の場合)

  1. 8〜10号車
  2. 10〜12号車
  3. 13〜15号車
答え:1. 8〜10号車
解説: 16両編成(C・B編成)の場合、グリーン車は8〜10号車に組み込まれています。

11. 700系先頭形状が「カモノハシ」にも例えられる理由は何でしょうか?

  1. 先頭部が大きく下向きの曲線を描いているため
  2. トンネル微気圧波対策のため短いノーズで独特の形状になったため
  3. 海外の動物園へ売却された車両があったため
答え:2. トンネル微気圧波対策のため短いノーズで独特の形状になったため
解説: 700系はノーズを短めに抑えつつ騒音を軽減するため「エアロストリーム形」を採用し、その形状がカモノハシに似ていると称されることがあります。

12. 700系の最高運転速度である285km/hはどのような線区での値でしょうか?

  1. 東北新幹線専用
  2. 東海道・山陽新幹線
  3. 九州新幹線
答え:2. 東海道・山陽新幹線
解説: 東海道・山陽新幹線において700系は285km/h運転を行っていました。

13. 700系E編成(8両編成)には、何人用の個室があるでしょうか?

  1. 4人用普通個室
  2. 2人用ビジネス個室
  3. 個室はない
答え:1. 4人用普通個室
解説: 700系E編成(レールスター)は、4人用普通個室を備えており、一部列車で利用できます。

14. 700系B編成(JR西日本所属16両)の外観で、運転席脇に大きく書かれている特徴的な文字はどれでしょうか?

  1. 「JR-EAST」
  2. 「のぞみ」
  3. 「JR700」
答え:3. 「JR700」
解説: B編成では運転台脇に青字で「JR700」と大きく描かれています。

15. 700系のグリーン車の座席配置は、どのようになっているでしょうか?

  1. 全席2+1列
  2. 全席3+2列
  3. 半分が立ち席
答え:1. 全席2+1列
解説: グリーン車は横幅をゆったり確保した2+1列の配置が基本です。

16. 700系の普通車座席では、C25編成以降(およびJR西日本B編成)で何が追加・変更されましたか?

  1. リクライニング機能が廃止された
  2. 座席端に電源コンセントが設置された
  3. ドア付近の窓が大型化した
答え:2. 座席端に電源コンセントが設置された
解説: C25編成以降とB編成では、車両両端席にコンセントが付くなどバリアフリーや利便性向上を意識した仕様になりました。

17. 700系「C編成」の定期「のぞみ」運用はいつ頃まで継続されていたでしょうか?

  1. 2012年3月17日ダイヤ改正まで
  2. 2002年末で終了
  3. 1999年導入直後に離脱
答え:1. 2012年3月17日ダイヤ改正まで
解説: 700系C編成は、2012年3月17日改正で東海道新幹線の定期「のぞみ」から離脱。その後は「ひかり」「こだま」での運用を中心としました。

18. JR西日本が保有する8両編成のレールスター(E編成)は、外観デザインや塗装はどうなっているでしょうか?

  1. 他の700系と同じ白地に青帯
  2. 白地に黄帯
  3. 全体がシルバー
答え:1. 他の700系と同じ白地に青帯
解説: E編成も全体的には白地に青帯ですが、車両愛称として「ひかりレールスター」のロゴや個室など独自仕様が加わっています。

19. 700系C編成は2020年まで東海道新幹線で運用されましたが、最終運転までに用意された特別装飾のテーマは何だったでしょうか?

  1. 「ありがとう東海道新幹線700系」
  2. 「平成の終わり」
  3. 「300km/hへの挑戦」
答え:1. 「ありがとう東海道新幹線700系」
解説: 2020年に東海道新幹線から退役するにあたり、C53・C54編成に「ありがとう東海道新幹線700系」の特別装飾が施されました。

20. JR西日本所有の16両編成B編成はいつをもって定期運用を終了しましたか?

  1. 2020年3月13日
  2. 2018年春
  3. 2025年3月
答え:1. 2020年3月13日
解説: B編成は定期「のぞみ」「ひかり」などで運用されていましたが、2020年3月13日をもって定期運用が終了しました。

21. 「こだま」用として700系8両編成E編成に設けられている4人用個室は、元々何の愛称列車向けに設定された設備でしょうか?

  1. 「こだまレールスター」用
  2. 「ひかりレールスター」用
  3. 「のぞみレールスター」用
答え:2. 「ひかりレールスター」用
解説: 700系E編成(7000番台)は「ひかりレールスター」としてデビューし、その際に4人用普通個室を装備しました。

まとめ

いかがでしたか?

新幹線700系電車は、独特の先頭形状やシングルアームパンタグラフの採用、5色の鯉のぼり…ではなく(笑)、山陽新幹線の「ひかりレールスター」での活躍など、多彩なエピソードに彩られた車両です。

東海道新幹線では2020年3月をもって営業運転を終了しましたが、現在も「ひかりレールスター」などで走る姿が見られる編成があり、鉄道ファンにとっては今なお魅力的な存在といえるでしょう。

クイズを通じて、700系の魅力や歴史を少しでも感じていただければ幸いです。

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