SL冬の湿原号(SLふゆのしつげんごう)は、北海道の釧網本線(釧路駅〜標茶駅間など)を毎年1月下旬から3月頃にかけて走行する、冬季限定の観光列車です。
釧路湿原をはじめとする雄大な自然や野生生物に出会えることで人気を集めており、車内にはだるまストーブやカフェスペースが設けられ、ノスタルジックな雰囲気を楽しめることでも知られています。
ここでは、SL冬の湿原号に関するクイズを30問ご用意しました。
全席指定席やリニューアルされた「たんちょうカー」、運行区間などの魅力的な特徴を学びつつ、楽しくトリビアに挑戦してみてください。
1. SL冬の湿原号は、何月頃に運行される列車でしょうか?
- 5月〜7月
- 1月〜3月
- 10月〜12月
答え:2. 1月〜3月
解説:
SL冬の湿原号は、主に冬季(1月下旬から3月頃)限定で運行される観光列車です。美しい雪景色を走る姿が大きな魅力になっています。
解説:
SL冬の湿原号は、主に冬季(1月下旬から3月頃)限定で運行される観光列車です。美しい雪景色を走る姿が大きな魅力になっています。
2. SL冬の湿原号が運行されている路線は次のうちどれでしょうか?
- 函館本線
- 釧網本線
- 石勝線
答え:2. 釧網本線
解説:
釧網本線の釧路駅〜標茶駅間を中心に運行しており、途中の東釧路駅・釧路湿原駅・塘路駅・茅沼駅などに停車します。
解説:
釧網本線の釧路駅〜標茶駅間を中心に運行しており、途中の東釧路駅・釧路湿原駅・塘路駅・茅沼駅などに停車します。
3. SL冬の湿原号の牽引機関車として基本的に使われている形式はどれでしょうか?
- C11形蒸気機関車
- D51形蒸気機関車
- 8620形蒸気機関車
答え:1. C11形蒸気機関車
解説:
C11形蒸気機関車(C11 171号機)が牽引機として使用されています。時折整備の関係等でディーゼル機関車が代走する場合は「DL冬の湿原号」として運転されます。
解説:
C11形蒸気機関車(C11 171号機)が牽引機として使用されています。時折整備の関係等でディーゼル機関車が代走する場合は「DL冬の湿原号」として運転されます。
4. SL冬の湿原号の運行開始は西暦何年からでしょうか?
- 1987年
- 2000年
- 2010年
答え:2. 2000年
解説:
SL冬の湿原号の運行は2000年(平成12年)1月8日から始まりました。冬の時期に合わせた観光列車として、毎年1〜3月頃の限定運行を行っています。
解説:
SL冬の湿原号の運行は2000年(平成12年)1月8日から始まりました。冬の時期に合わせた観光列車として、毎年1〜3月頃の限定運行を行っています。
5. SL冬の湿原号はどのような理由から「DL冬の湿原号」となる場合があるでしょうか?
- 車両定員オーバーとなった場合
- 機関車が点検・不具合などでディーゼル機関車代走となる場合
- お客さまが特別に希望した場合
答え:2. 機関車が点検・不具合などでディーゼル機関車代走となる場合
解説:
2022年など、蒸気機関車(C11 171)に不具合が発生したときなどはDE10形などのディーゼル機関車が牽引を務め、その際は列車名は公式には「SL冬の湿原号」のままでも実際は「DL冬の湿原号」として案内されます。
解説:
2022年など、蒸気機関車(C11 171)に不具合が発生したときなどはDE10形などのディーゼル機関車が牽引を務め、その際は列車名は公式には「SL冬の湿原号」のままでも実際は「DL冬の湿原号」として案内されます。
6. SL冬の湿原号の運行区間は、基本的に次のどの駅間でしょうか?
- 札幌駅〜旭川駅
- 釧路駅〜標茶駅
- 帯広駅〜北見駅
答え:2. 釧路駅〜標茶駅
解説:
SL冬の湿原号は、釧路駅〜標茶駅(途中、釧路湿原・塘路・茅沼など)を走行します。年によっては川湯温泉駅まで延長運転される場合もあります。
解説:
SL冬の湿原号は、釧路駅〜標茶駅(途中、釧路湿原・塘路・茅沼など)を走行します。年によっては川湯温泉駅まで延長運転される場合もあります。
7. SL冬の湿原号には車内で焼ける食べ物として人気のスルメがありますが、これはどの車両で焼くことができるでしょうか?
- 1号車(たんちょうカー)
- 2号車(カフェカー)またはストーブのある車両
- 3号車(荷物車)
答え:2. 2号車(カフェカー)またはストーブのある車両
解説:
SL冬の湿原号の2号車はカフェスペースとだるまストーブが設置された車両です。ストーブ上でスルメやししゃもを焼いて食べることができます。
解説:
SL冬の湿原号の2号車はカフェスペースとだるまストーブが設置された車両です。ストーブ上でスルメやししゃもを焼いて食べることができます。
8. カフェカーとして使われる車両は何号車に連結されているでしょうか?
- 2号車
- 3号車
- 5号車
答え:1. 2号車
解説:
2号車は「カフェカー」としてカウンター販売を行うスペースがあり、軽食やスイーツ、お土産などを購入することができます。またストーブが設置されているため、スルメなどを焼くことも可能です。
解説:
2号車は「カフェカー」としてカウンター販売を行うスペースがあり、軽食やスイーツ、お土産などを購入することができます。またストーブが設置されているため、スルメなどを焼くことも可能です。
9. SL冬の湿原号の客車は主に何両編成で運行されるでしょうか?
- 3両編成
- 5両編成
- 7両編成
答え:2. 5両編成
解説:
SL冬の湿原号は基本的に客車5両(1,5号車が「たんちょうカー」、2号車「カフェカー」、3,4号車「ストーブカー」)編成となっており、いずれも指定席です。
解説:
SL冬の湿原号は基本的に客車5両(1,5号車が「たんちょうカー」、2号車「カフェカー」、3,4号車「ストーブカー」)編成となっており、いずれも指定席です。
10. SL冬の湿原号の座席は、どのようなタイプが基本でしょうか?
- オールロングシート
- ボックス席・カウンター席
- グリーン車と寝台車
答え:2. ボックス席・カウンター席
解説:
SL冬の湿原号では、多くの席が向かい合ったボックス席になっています。1・5号車の「たんちょうカー」にはボックス席に加え、一部はカウンター席も設けられています。
解説:
SL冬の湿原号では、多くの席が向かい合ったボックス席になっています。1・5号車の「たんちょうカー」にはボックス席に加え、一部はカウンター席も設けられています。
11. リニューアル後の1号車・5号車(たんちょうカー)に設置され、釧路湿原の景色を大きなガラス越しに見られる場所は何と呼ばれているでしょうか?
- 展望デッキ
- 展望通路
- 展望テラス
答え:2. 展望通路
解説:
「たんちょうカー」には展望通路が設置され、そこから釧路湿原などの景色を楽しめます。木目調の内装で落ち着いた雰囲気が特徴です。
解説:
「たんちょうカー」には展望通路が設置され、そこから釧路湿原などの景色を楽しめます。木目調の内装で落ち着いた雰囲気が特徴です。
12. 1・5号車でリニューアル後、新たに取り付けられた鶴やエゾシカのモチーフはどこに施されているでしょうか?
- 床面
- 座席シートの柄
- 天井
答え:2. 座席シートの柄
解説:
2022・2023年度のリニューアルで、1・5号車の「たんちょうカー」座席シートには、鶴やエゾシカのモチーフがデザインされました。華やかな雰囲気を演出しています。
解説:
2022・2023年度のリニューアルで、1・5号車の「たんちょうカー」座席シートには、鶴やエゾシカのモチーフがデザインされました。華やかな雰囲気を演出しています。
13. 2号車「カフェカー」には車内販売が行われるスペースがありますが、そこではどのような商品が購入できるでしょうか?
- お弁当とこたつ
- 軽食・スイーツ・お土産など
- 生鮮食品
答え:2. 軽食・スイーツ・お土産など
解説:
2号車のカフェスペースでは、ホットコーヒーなどのドリンク、軽食・スイーツ、お土産を購入可能です。ストーブで焼くスルメなども人気です。
解説:
2号車のカフェスペースでは、ホットコーヒーなどのドリンク、軽食・スイーツ、お土産を購入可能です。ストーブで焼くスルメなども人気です。
14. 「ストーブカー」として親しまれているのは主に何号車でしょうか?
- 1・2号車
- 3・4号車
- 5・6号車
答え:2. 3・4号車
解説:
3・4号車にはだるまストーブが設置されており、ノスタルジックな雰囲気を楽しめる「ストーブカー」として親しまれています。
解説:
3・4号車にはだるまストーブが設置されており、ノスタルジックな雰囲気を楽しめる「ストーブカー」として親しまれています。
15. SL冬の湿原号の停車駅に含まれないのはどれでしょうか?
- 塘路駅
- 茅沼駅
- 網走駅
答え:3. 網走駅
解説:
SL冬の湿原号は釧路駅〜標茶駅を基本的に走行し、網走駅へは乗り入れしません。網走〜知床斜里間の「流氷ノロッコ号」は別の列車です。
解説:
SL冬の湿原号は釧路駅〜標茶駅を基本的に走行し、網走駅へは乗り入れしません。網走〜知床斜里間の「流氷ノロッコ号」は別の列車です。
16. SL冬の湿原号は全席何席でしょうか?
- 自由席
- 指定席
- グリーン席
答え:2. 指定席
解説:
SL冬の湿原号は全席指定席なので、必ず座席指定券が必要です。乗車日1ヶ月前の10時から購入可能です。
解説:
SL冬の湿原号は全席指定席なので、必ず座席指定券が必要です。乗車日1ヶ月前の10時から購入可能です。
17. SL冬の湿原号を予約できる窓口やシステムとして誤っているのはどれでしょうか?
- JRのみどりの窓口
- JR公式の「えきねっと」
- 空港のチェックインカウンター
答え:3. 空港のチェックインカウンター
解説:
えきねっとやJRの窓口、旅行代理店などで予約・購入できます。空港のカウンターでは予約・購入はできません。
解説:
えきねっとやJRの窓口、旅行代理店などで予約・購入できます。空港のカウンターでは予約・購入はできません。
18. SL冬の湿原号の車両リニューアルで誕生した「たんちょうカー」は、どの車両番号でしょうか?
- 1・5号車
- 2・3号車
- 4・6号車
答え:1. 1・5号車
解説:
2022年・2023年にかけて、1号車・5号車が「たんちょうカー」としてリニューアルされ、展望通路やカウンター席などが設置されました。
解説:
2022年・2023年にかけて、1号車・5号車が「たんちょうカー」としてリニューアルされ、展望通路やカウンター席などが設置されました。
19. 冬の釧路湿原を走るSL冬の湿原号。途中で野生動物を発見した際、どうなることがあるでしょうか?
- 車内の照明を消す
- 敵対しないよう汽笛を止める
- 列車を一時停止させる
答え:3. 列車を一時停止させる
解説:
エゾシカやタンチョウなどが線路周辺に出現した場合には、安全確保のため速度を落としたり一時停止することがあります。
解説:
エゾシカやタンチョウなどが線路周辺に出現した場合には、安全確保のため速度を落としたり一時停止することがあります。
20. 運行期間中はカフェカーにどんなデザインのストーブが置かれていますか?
- だるまストーブ
- アルミ電気ストーブ
- 囲炉裏タイプ
答え:1. だるまストーブ
解説:
SL冬の湿原号の2号車などに「だるまストーブ」が設置され、車内で暖を取りながらスルメなどを炙ることができます。3・4号車も同様にストーブカーです。
解説:
SL冬の湿原号の2号車などに「だるまストーブ」が設置され、車内で暖を取りながらスルメなどを炙ることができます。3・4号車も同様にストーブカーです。
21. 3・4号車のストーブカーにも改修が行われ、荷棚やテーブルに使われた北海道産の木材は何でしょうか?
- 桜
- タモ
- ホワイトアッシュ
答え:2. タモ
解説:
リニューアルの際、道産のタモ材がテーブルや肘掛け、棚などに使われています。自然の温かみが感じられる内装が特徴です。
解説:
リニューアルの際、道産のタモ材がテーブルや肘掛け、棚などに使われています。自然の温かみが感じられる内装が特徴です。
22. SL冬の湿原号は「釧路駅〜標茶駅」以外に延長運転される場合がある区間はどこでしょうか?
- 標茶駅〜網走駅
- 標茶駅〜川湯温泉駅
- 北見駅〜美幌駅
答え:2. 標茶駅〜川湯温泉駅
解説:
年や日程によっては一部の日程で標茶駅からさらに先の川湯温泉駅まで延長運転される場合があります。
解説:
年や日程によっては一部の日程で標茶駅からさらに先の川湯温泉駅まで延長運転される場合があります。
23. たんちょうカーのカウンター席はアルファベットで何列と呼ばれることが多いでしょうか?
- A列
- D列
- E列
答え:2. D列
解説:
1・5号車にはボックス席とカウンター席があり、窓向きカウンター席はD列と呼ばれます。釧路湿原の景色を正面に楽しめる、おすすめの席です。
解説:
1・5号車にはボックス席とカウンター席があり、窓向きカウンター席はD列と呼ばれます。釧路湿原の景色を正面に楽しめる、おすすめの席です。
24. SL冬の湿原号の車内アナウンスでは、動物の出現情報や観光ガイドなどが流れますが、これにはどのようなメリットがあるでしょうか?
- 寝過ごしを防いでくれる
- 動物や地域情報を知りながら旅ができる
- 列車から降りるタイミングを指示してくれる
答え:2. 動物や地域情報を知りながら旅ができる
解説:
車内アナウンスでは、タンチョウなどの野生動物出現や沿線の歴史・自然情報をガイドしてくれます。旅をより充実させるための楽しいサービスです。
解説:
車内アナウンスでは、タンチョウなどの野生動物出現や沿線の歴史・自然情報をガイドしてくれます。旅をより充実させるための楽しいサービスです。
まとめ
SL冬の湿原号は、真冬の白銀に輝く釧路湿原を駆け抜ける冬季限定の観光列車で、車両内のだるまストーブやカフェスペース、エゾシカやタンチョウの姿など、ここでしか味わえない魅力が満載です。
リニューアルされた「たんちょうカー」での展望や、ストーブで炙るスルメといったノスタルジックな体験が人気を呼んでおり、全席指定席のため余裕を持った事前予約がポイントとなります。
これを機に、冬の北海道で風情あふれるSLの旅をぜひ楽しんでみてください。